「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」をビジョンに、SaaS型保険システム「joinsure」を活用して大手損害保険会社と業務提携を行うなど、インシュアテックで保険業界のDX推進に寄与する取り組みを行っているjustInCase Technologies様。同社の開発チームマネージャー堀越様に感想を伺いました。発注前に開発プロセスや開発組織においてどのような課題を感じていましたか?開発においては、特に機能がQA環境にリリースされるまでの時間を短縮できないかと常に考えていました。同時に、チームの開発スピードについては、本来出せるはずのパフォーマンスが出ていないという感覚を持っていました。チーム内で、一つの機能を一人で開発することが多く、機能によっては時間がかかってしまっていたんです。また、個々の開発者に依存するケースが多く、これがチームとしてのサポートや知識共有を難しくしていましたね。また、仕様については、開発途中に仕様確認等で待ちや手戻りが発生し、開発スケジュールに影響が出てしまうこともありました。導入してみて、他社サービスとの違いを感じていたら教えて下さいチームで優先順位の高い項目から効率的に開発を進めるということに課題を感じてました。早く機能をリリースしたいとモチベーションはあったのですが、より効率的に進められるか曖昧な部分がありました。開発支援してもらってからは、「リーンで合理的な開発」という考え方を、チーム全体に丁寧に共有できるようになりました。これが大きな違いと感じています。それにより、チームとして一つの目指すべき姿を理解し、それが徐々に浸透していくのを感じることができました。また、以前は振り返りを行っても、その場で終わってしまいがちで、実際に改善アクションを持続的に行うことが難しかったのですが、支援いただいた後は、振り返りから生まれる改善アクションが具体的に実行されるようになり、チームの持続的な成長が再現性のある形を作ることができるようになりました。これによって、実際にチームのパフォーマンス向上につながっています。実際に得られた成果を教えて下さいたくさんのポジティブな変化がありました。まず、チームメンバーの意識が大きく変わりました。以前はスプリントゴールを設定しても、それを達成するという意識が薄かったのですが、今ではゴールを達成するためにどう行動すればいいのか、それぞれが積極的に考え、行動できるようになりました。次に、開発スピードの向上です。具体的には、プロジェクトの着手からリリースまでの時間が約70%短縮されました。これは、日々の作業の効率化だけでなく、全体のプロセス改善によるものです。また、品質の面でも大きな向上が見られました。PRDに外形的なUserStory受け入れテストを加える等の改善を行い、詳細な仕様を元にPdMと開発者がコミュニケーションを取るようになったことで、認識齟齬が減り、設計品質も向上し、手戻りが減少しました。さらに、開発の予実のズレがなくなり、見通しが立つようになったことも大きな成果です。チームの見積もりの精度が格段に上がり、精度が90%に向上しました。これによって、開発計画がずっとスムーズになり、チーム全体のストレスも減少しています。弊社はどのような会社におすすめでしょうか?新しい価値を迅速にお客様に届けたいと望む会社に特におすすめします。私たちもそうでしたが、フロー効率の考え方を取り入れ、実践まで伴走してもらうことで、開発プロセスの無駄を大幅に削減し、新しい機能を柔軟でスピーディーに開発することが可能になります。他にも、プロダクトのPDCAサイクルを早く多く回したいと考えている企業にもぴったりだと考えています。開発スピードを向上させたい企業には、非常におすすめしたいと思いますので、まずは気軽にお話を聞いてみると良いと思います。